坂元 修一(シュウ)は、宮崎市佐土原町上田島の巨田地区で、“なるべくお金を使わない生活”をしながら、ちょっとずつ自給自足に近づいていこうとしている、ただの中年男性である。令和2年7月現在、妻と2人で5万円ずつ、1ヶ月に10万円だけ稼ぎ、中3と小6の息子2人を合わせた家族4人で生活を成り立たせている。ご飯は外でホームカマドと羽釜で炊き、雨水を貯めてトイレの水洗に使う。
令和2年度は3~7月の約4か月間、巨田地区の水引き(田んぼの水の流れを管理する作業)を引き受けた流れで田んぼを2つ借りることになり、1つ目の5畝弱は早期米、2つ目の2畝半強は天水(雨水のこと)だけで普通期米を作っており、日々田んぼと向き合い、SNS等でお手伝いを募っている。
芸術専門学群絵画専攻(要するに美大の油絵科ってこと), 1998
後半は殆ど大学に行かず、自宅で絵を描いた訳でも無く、現実逃避で遊んでばかり。6年かけて(2回留年して)やっと卒業。その後も流れ流され、ブラックIT土方のプログラマーも経由して紆余曲折あって宮崎にUターン。色々な人との出会いの中から、現代の問題の多くはお金にあると悟り、“なるべくお金を使わない生活”へ徐々にシフト。現在は日々、世の中の前提を疑い続け、学校も小学4年生ぐらい以降は全く必要無いと思っている。